設立趣旨書

設立趣旨書

ロボロボ・Clubでは、小学生・中学生を対象に、ロボット教室を実施したり、ロボット競技会(ロボコン)を開催したりします。
ロボットは、『ブロックで組み立て、パソコンでプログラムを作って動かす』という既存製品が中心ですが、ねらいは『自分で試行錯誤をし、失敗しても諦めずに考え抜く力』と、『周りのお友だちと協力しながら何かを作り出す力』を育むことです。
最近は、算数ばなれ、理科ばなれと言われていますが、興味を持って取組む材料・環境があれば、子供たちは自分で考え、 工夫する力を十分に伸ばすことができると感じています。

すでに企業の一事業として、4年間活動をしていました。参加した子供たちは、目を輝かせてロボットを組み立て、難しいプログラムにも一生懸命取り組んでいます。
また、レースをするときも、一人ではなくチームでやりたい!という意見が大半です。
その日に初めてあった子供たちも「ロボットレース」という共通目的を持って、すぐに打ち解け、サポートし合います。
まさに、瞬時にチームワークができる子供が大多数です。

ただし、ひとりひとりの考える力を引き出すためには、対応するスタッフも多く必要ですし、電子機器の準備にも費用がかかります。そのため、事業としての収益は低く、継続活動が難しい状況です。
安定的に活動を継続すること、また、より多くの子供たちに『考えることの楽しさを知る教室』を展開するために、NPO法人化して社会貢献をしたいと考えています。

このNPOの目的は、小学生・中学生向けの育成の他に、もう1つの視点での育成があります。
それは、教室の指導員をしている高校生・大学生です。彼らは、小学生に指導することで、工学的知識やプログラム技術が向上します。しかし、それ以上に成長することは、仕事の進め方、コミュニケーションの取り方、働く意識の向上です。
このことが、このNPOの本質的な目的です。
『社会で活躍できる自律した人材を育成する』ことがNPOの願いです。

NPO発起時の理事は、企業の人材育成に携わる人や講師が中心となっています。
昨今の企業若手人材の課題は、『思考力低下』と『社会性の低下』だと感じています。言われたことはできるが、それ以上に次を考えようとしない、周りの人に自分から関わろうとしないなどです。これらの原因は、知識教育中心に学んできており、『自分で問題の解決方法を考えよう』という経験が少ないからだと考えています。
そのような経験過程のひとつの場として、ロボロボ・Clubでは、指導を高校生・大学生に任せています。また、その指導は、企業の人材育成担当者や講師です。

ロボットを活動の材料にしている理由は、近い将来ロボット産業が拡大し、子供たちが職業に就いたり、生活をしたりするときにも、ロボットは欠かせないものであると考えているからです。

このような活動を行うにあたって、公正かつ透明性の高い運営を行い、社会的な信用を得て幅広く活動していき、子どもたちの未来を生き抜く力を育み、活き活きと仕事をする若者を増やしたいと考えています。
皆様の幅広いご参加と、ご支援をお願いいたします。

平成24年9月17日
法人の名称 特定非営利活動法人 ロボロボ・Club
設立代表者 永合 佐千子

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